四季の星座紹介:Yossy
この記事は、LYNCS Advent Calendar 2018 5日目の記事です。今回は、今年の三田祭で配布させていただいた部誌「Escape Velocity Vol.2」に掲載した記事の公開版です。Yossy による星座紹介の記事になっています。Adventar には今日の担当は min と書かれていますが、これは私 min が転載を行ったというだけであり、元記事の著者は min ではありません。
- はじめに:夜空は一年中面白い
- 春におすすめの星座:おおぐま座
- 夏におすすめの星座:こと座
- こと座はどんな星座?
- こと座の探し方
- こと座の宝石・リング星雲
- 秋におすすめの星座:カシオペヤ座
- カシオペヤ座はどんな星座?
- カシオペヤ座の見え方
- 冬のおすすめの星座:オリオン座
- ぜひオリオン座を
- オリオン座の見え方
- ウルトラマンの故郷!?
- おわりに
- 参考文献
遠隔地のWindows PCをAnyDeskを使ってヘッドレス運用する
この記事は、LYNCS Advent Calendar 2018 4日目の記事です。今日の担当はryo-aです。
スキマ需要にも程がある話ですが、遠隔地に設置したWindows PCを、モニタ・マウス・キーボードを接続しない状態(ヘッドレス)で運用する方法について軽く紹介いたします。本当にアドカレが始まるとは思っていなかったのでざっくりとした内容で申し訳ありません。
AnyDesk
ドイツのAnyDesk社によって提供されているリモートデスクトップアプリケーションです。 GUIの特性に最適化されたコーデックを採用しており、高画質1かつ高速なリモートデスクトップ操作ができます。複数のソフトを触りましたが、使いやすさ・速度ともに今のところ一番お気に入りです。
有料プランも大手のTeamViewerより安く設定されており、商用・業務用途であっても比較的低い負担で導入できるのがメリットです。
-
ただし、色が若干変わるところがあるのでデザイン用途には向いていないと思います。↩
MacでWindowsのPCとzipファイルをやり取りするために
この記事は、LYNCS Advent Calendar 2018 2日目の記事です(本当)。瓢簞から駒が出るってやつですかね。本当に始まりましたよAdvent Calendar。
今回は、Macでzipファイルを扱う時のことについてちょっと書きたいと思います。Macユーザーには絶対に知っておいてもらいたいことなので、是非読んでもらえると嬉しいですね。
- はじめに
- そのままzipを作るとどうなっちゃうの?
- なんでこうなっちゃうの?
- どうすればいいの?(Mac編)
- その1:日本語を使わない
- その2:フリーのツールを使う
- その3:Google driveを利用する
- その4:Windowsを使う
- どうすればいいの?(Windows編)
- その1:友人を頼る
- その2:フリーのツールを使う
- まとめ
- おわりに
- 追記
はじめに
まず、先に言いたいことを言ってしまいます。
Macで作成したzipファイルは、Windowsでは高確率で文字化けして読めなくなります。
「高確率」というのは、「運が良ければ文字化けしない!」というわけではなく、「普通に使ってたら多分文字化けしちゃうだろうな」という意味合いです。ちゃんと理由と対処がわかっていれば問題ありません。
実際に、Windowsを使っている友人に「このファイル中身が文字化けしとるんやけど」と相談され、確認してみたらMacで圧縮したzipファイルだった、ということが何度かありました。
今回は、Macでzipファイルを作成する時の注意とか諸々について紹介していきます。
TrelloとSlackで学生団体公式アドレスの受信メールを一括管理している話
この記事は、LYNCS Advent Calendar 2018 1日目の記事です(大嘘)。
こちらの記事は、今年の三田祭で配布させていただいた部誌「Escape Velocity Vol.2」に掲載した記事の公開版となっています(内容はほぼ同じです)。
今年の部誌は大変好評をいただき、無事完売(売ってない)しました! ご来場くださった皆さまありがとうございました。来年もぜひLYNCSのブースにお越しくださいませ。
部誌制作のあれこれはこちらの記事で読めます↓ lyncs.hateblo.jp
- はじめに
- ツール導入の経緯
- IFTTTを使ってみる
- Trelloを使ってみる
- 現在の運用状況
- リスト構成
- カード詳細
- Slack通知
- Trelloメール管理Tips
- Trello自体のメール通知は切る
- メールマガジンは原則停止
- おわりに
無償労働者の進捗を煽る方法(部誌2018報告)
初めましてな方が多いと思います。現天文研究本部副代表です。
僕は今年の三田祭で配布する予定の部誌「Escape Velocity Vol.2」の編集長を担当しました。去年もこのブログで告知したり、寄稿の一部を掲載したりしました。そんなわけで、今年も宣伝がてら紹介をするつもりだったのですが、正直ただ宣伝するだけじゃあ面白くない。そんなわけで、部誌作るときのマネジメントもどきみたいな話や、修羅場体験談や、公開反省会やらをまとめて書いてしまった方が面白いのではないか、と思いこうなったわけです(タイトルについては後々説明します)。まあ、サークルで部誌とか作る人の助けになったりならなかったりすれば幸いです。
あ、ブログなので部誌よりも軽めに書いてるつもりです。あんまり突っ込まないでもらえると嬉しいですね。
- テンプレート作成
- メンバー決定
- タイトルについて
- 締め切り決定
- 作業と作業遅れ
- 結果とか
- まとめ
VSCodeでTeXがいじれなくなった
VSCodeでTeXがいじれなくなった
皆さんお久しぶりです.あっきーです.僕はVSCodeの拡張性と軽さに惚れてVSCodeを愛用しています.TeXもVSCodeで書いてます.しかしつい最近のアップデートによりTeXがいじれなくなるという不具合にぶち当たったのでその解決策について備忘録もかねて書いていきたいと思います.
何が起こったか
まずは何が起こったかについて説明しましょう.うるせえ解決策をとっとと教えろ!って人はここは読み飛ばしてもらって大丈夫です.
突然のエラー
大学の授業でレポートの課題が出たのでVSCodeでこんな感じで打ってコンパイルしたんです.
\documentclass{jsarticle}
\begin{document}
\end{document}
が,エラー.しかもこれまで見たことのないエラーメッセージ(´・ω・`)(recipeってなんだよ)
以前作ってコンパイルが通ることを確認しているファイルでも同じエラー(´・ω・`)コンパイラのログを見るとなにやら文字サイズが云々って言ってますがいじった覚えがない. ラボの同期に聞くと「LaTeXWorkshopの更新がかかった2~3週間前からコンパイル通らないんだよね」とのこと.ということは原因はLaTeXWorkshopにあるっぽい.というわけであれこれ調査を始めました.
これまでの設定
VSCodeでTeXをいじるにあたり,多くの方はelechoさんのこの記事
を参考にしていると思います.僕もそうです.この記事ではLaTeXWorkshopによるタイプセットにlatexmkではなく,ptex2pdfを使用するために"latex-workshop.latex.toolchain"という設定を使っています.(なぜptex2pdfを使うかは引用元に書いてあるので参照してください)
これまではこのtoolchainが動くことでTeXのタイプセットを行っていました.
仕様変更
あれこれ調べているとsettings.jsonにこんな警告が. これってつまりtoolchainが廃止されてるってことか?と思いデフォルトの設定を読み込むとこんな部分が.
"latex-workshop.latex.recipes": [
{
"name": "latexmk",
"tools": [
"latexmk"
]
},
{
"name": "pdflatex -> bibtex -> pdflatex*2",
"tools": [
"pdflatex",
"bibtex",
"pdflatex",
"pdflatex"
]
}
],
"latex-workshop.latex.tools": [
{
"name": "latexmk",
"command": "latexmk",
"args": [
"-synctex=1",
"-interaction=nonstopmode",
"-file-line-error",
"-pdf",
"%DOC%"
]
},
{
"name": "pdflatex",
"command": "pdflatex",
"args": [
"-synctex=1",
"-interaction=nonstopmode",
"-file-line-error",
"%DOC%"
]
},
{
"name": "bibtex",
"command": "bibtex",
"args": [
"%DOCFILE%"
]
}
],
これだー!!!(ラボで叫びそうになりました.一番下っ端なので叫べませんでしたが) つまりLaTeXWorkshopの更新によってtoolchainは廃止され,かわりにrecipeという機能に置き換わっていたってことですね.機能の根幹にかかる部分を突然変えるなよって感じですが,英語圏ではそもそもjsarticle使わないし仕方ないか(?)
解決策
原因が判明したのであとは設定をいじるだけ.これまでのtoolchainの記述を消去し,以下の記述に変えました.とりあえず問題なく動くことを念頭に置いて設定したので汚いかつ無駄のある設定になっています.
"extensions.autoUpdate": false, //今回の原因となった自動アプデをしない
"latex-workshop.latex.recipes": [
{
"name": "ptex2pdf",
"tools": [
"ptex2pdf",//タイプセットに使うtoolの名前
]
}
],
"latex-workshop.latex.tools": [//タイプセットに使うtool一覧
{
"name": "latexmk",
"command": "latexmk",
"args": [
"-synctex=1",
"-interaction=nonstopmode",
"-file-line-error",
"-pdf",
"%DOC%"
]
},
{
"name": "ptex2pdf",//ptex2pdf自体の設定はこれまでと一緒
"command": "ptex2pdf",
"args": [
"-l",
"-ot",
"-kanji=utf8 -synctex=1",
"%DOC%"
]
},
{
"name": "bibtex",
"command": "bibtex",
"args": [
"%DOCFILE%"
]
}
],
ここの設定でうまいことやると,一度のタイプセット操作で複数回のタイプセットを一気にやってくれるみたいですね.あとタイプセットごとに使うツールを変えたいときにF1で開くコマンドからツールの選択ができるみたいです.そこまで調べる気力は当時の僕にはなかったみたいです()
とにかくこれでタイプセットが通るようになりました.よかったよかった. さて,レポート書いてきます( ´Д`)ノ~バイバイ
下田観測(12/16-17),皆既月食観測(1/31)記録
1年の中でもこの時期は空が澄んで星がとてもきれいに見えますよね^^ (下田にて2017.12.16)
本サークルの天文研究本部では活動の一環として12月に初島下田(静岡県)へ観測合宿を,1月に大学で皆既月食(とても綺麗でしたよね!)の観測を行いました!
が,さすがLYNCS.いろいろな珍事がありましたのでそこも含めて綴ってみました.是非,一緒に観測する気持ちで目を通していただければ幸いです^^ 筆者は天文研究本部長のまさよです.駄文ですがよろしくお願いします!
まず読んでいただくにあたって,前提として以下のことを踏まえるとより楽しんでいただけるかと.笑
- 弊本部は観測活動を主体としている
- 弊本部には雨男(女)が3人もいる(筆者を含む).(これはあくまでも説です.信じたくはないですが,この3人が共にいるとあまりにも天候に恵まれないためこのような扱いになりました)
下田観測合宿(12/16~17)
12月に行ったのが静岡県での観測!!9月に予定していた裏磐梯への観測合宿が台風で流れ,その後は三田祭や中間試験などで観測が出来ていなかったこともあって皆意気込んで計画を立ててくれていました!また,12/14はふたご座流星群の極大でもあり,(もしかしたら流星のおこぼれが見られるのでは...?)という淡い期待も抱いていました笑
ここで何といっても天気が問題ですよね!合宿は雨というジンクスが成り立ちつつある弊団体では死活問題です笑
心配していた天気は前日にみたGPV予報によると,夜はなんと快晴!! しかし!!!実は当初の予定は下田ではなく,光害がかなり少ない初島で合宿をする予定でした.当日の15時までは...
正直不安はあったんです.雨男・雨女3人衆が集まって天気が良いなんて,何か起こるのでは と.
目的地に着くまで数々の不幸が我々を襲いました.
まずファーストジャブで東海道線の運転見合わせ. 本来初島には,熱海港からの高速船が出ていたためその熱海港で集合して行くという予定でした.熱海港は熱海駅からバスで行けるため,とりあえず熱海駅でお昼を食べて...と思ったら!!
このタイミングで運転見合わせって...船に間に合わないと島へ行けないので,何人かは急遽新幹線に乗って来ていました.続々と熱海駅へ集まる中 ,致命的な情報が入ります.
高速船の運航ストップ
………嘘でしょ??
ただでさえあたふたしていたのに更なる追い打ち.海上の風が強まったということで,ジャブからの一発KOでした...晴れていても結局目的地には着けませんでした.
とは言っても皆わざわざ機材を携えて熱海まで来ていたのでこのまま帰(させ)るわけにもいかない..ということで,光害の少ない伊豆沿岸部の宿を必死に探して見つけたのがここ!浜屋さんです. 大人数で天体観測ということでわざわざ大部屋かつ門限無しにしていただきました!ありがとうございます...!
そんなこんなで無事宿に到着して観測準備!!天候はなかなか晴れないものの,予報では1時ごろに晴れるということで,それまで各々機材整備や仮眠をしたりメシエ天体カードゲーム(意外と面白いんです!)をしたりしていました. (観測前準備の様子)
そしてついに1時ごろ,晴れました!!!ただ風が強い... 観測場所を探している時も台風並みの風で移動すら大変でした.もちろん防寒は万全です!
観測チームを丘と海沿いの2班にわけ,それぞれ観測を行いました. 私は丘の班でしたが,周りが森林に覆われていたとはいえとにかく風が強くて寒かった...一眼でインターバル撮影をしていた時はとにかく身を縮めてじっとしてました笑
でも!!肝心の星は冬の有名な星座から春の星座までとってもきれいに見えました^^ しかもふたご座流星群の極大日付近という時期もあって度々流星も見られたんです.雨男云々とは何だったのか,その時ばかりはそう思いました笑 (近くの神社の鳥居とともに.) (オリオン座) (インターバル)
最後に後輩の望遠鏡で上ってくる火星・木星を見て,海沿い班と一緒に宿へ帰還しました.その後はもうお察しですよね笑.数分で部屋が寝息に包まれました.お疲れ様です. (下田の港.朝日(?)がまぶしい!)
これにて無事,下田観測合宿終了!!初島には行けなかったけど色んな意味で充実した観測でしたね.島へ泊まりで行くときは本州での宿も検討しておくべきだと学びました笑
LYNCSでは3/17,18に御蔵島での観測合宿を予定しています!!今度こそは何のトラブルもなく終えたいものです笑
皆既月食観測(1/31)
下田の合宿後,年越しをして大学の期末試験をようやく終えた頃に来た天文のビッグイベント!!!皆既月食!みなさんも空を見上げたのではないでしょうか.今回の月食はスーパームーンと被って大きな月がみるみる欠ける様子が見えました.
今回LYNCSでは前々から塾生新聞さんに取材を依頼されていたこともあり,日吉キャンパス(途中から矢上キャンパス)でこの天体ショーを観測しました. (観測の様子)
みんな20時にはキャンパス中庭に集合し,各自機材を準備した後,20時48分ごろに月の左側が少し欠け始めました.私自身初めての皆既月食体験だったのでわくわくでした^^ (部分月食)
その後日吉から矢上へ観測場所を移し,赤い皆既月食を心行くまで観測しました.綺麗でしたね^^ 矢上キャンパスは理工の研究室が集まっていて卒論発表前ということもあり,24時ごろでも多くの学生が空を見上げていました.
天体望遠鏡でも観測したのですが,月が暗すぎて導入するのにかなり時間がかかっていました.やっぱり月を照らす太陽の光は偉大です笑 (皆既月食)
こんな感じで皆既月食の観測を行いました!先述したように,この時撮影した写真の一枚が慶応義塾の塾生新聞に掲載されています!!以下のサイトから是非ご覧くださいね^^
以上,LYNCS天文研究本部が12,1月に行った活動の記録になります.これからももっと観測を行っていきたいと思っています.ここまで読んでいただいた方,ありがとうございました!!それでは!